2013年11月

805: おさかなくわえた名無しさん 2013/05/31 10:19:21 ID:NjSVe3Hn
私の家は田舎の山奥で、しかも他の民家から離れて一番奥にぽつんと建っている。
ある夜、職場の歓送迎会があり、お酒もちょっと飲んで、タクシーで帰宅した。
いつものように大きな通りで下りて、酔い覚ましに家までの300mほどをとぼとぼと歩いて帰っていると、ジャラ・・・・ジャララ・・・・と背後から音がした。
山奥の一本道で外灯も無く、木々の間からこぼれる月明かりだけが頼り。
音がしたほうをじっと見ても暗闇ではっきりとはしない。
気のせいかと思い、また歩を進めるとまたジャラ・・・・ジャララ・・・・、そしてかすかに生臭い匂いと、「ハァハァ」と息遣いも聞こえる。
変質者?と思った瞬間血の気が引いた。
ちょっと離れた団地で、痴漢騒ぎがあったばかりの頃で、犯人はまだ捕まっていない。
家まであと200mほど。大声を出すより急いだほうが早いと思い、少し急ぎ足でまた歩き出した。
ジャラ・・・・ジャララ・・・・、ついてくる。
あと100m。家の明りが見えるようになって、私は走り出した。
さっきまで何かを引きずるように聞こえたジャラジャラという音が、ジャンジャンと地面を叩きつけるような音に変わった。
怖さで、泣きそうになりながら、家まであと15mで足が絡まって転倒した。
音はものすごい速さで近づいてくる。
「きゃー!!!!!」と絶叫した私の声で家族が慌てふためいているのが気配でわかった。
ここまでが私の修羅場。

こけた拍子に破れたワンピース、すりむいてあちこち血まみれ、怖くて気を失って倒れていた私の背中に、鎖を引きずって深夜徘徊していた犬(豆芝)が仁王立ちして尻尾を振っているのを見つけたのが家族の修羅場。

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870: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/26 04:29:37 ID:efeDMSCA
こんな時間に起きてしまったので。
若干フェイク入っています。

私は文房具が好きで、何本か彼氏とお揃いで筆記具を名入れで持っています。
1か月くらい前に、彼氏がごめん誕生日プレゼントで貰った高いペンどっかで無くしたと言ってきました。
私と違って文房具に興味があるわけでもないですし、仕方ないかと思ってました。

ペンを無くしてから2週間ほど経って、職場の人が無くしたものと同じものを持っていたと言ってきました。
このペンは文房具に詳しい人じゃないと知らないメーカーの物です。
彫ってある名前までは確認できなかったが、普段から筆記具に拘る人ではないと言っていました。
彼氏の仕事では、客はある手続きをする時に書類を書くのですが、必ず各自が持っているペンで自身のサインをしてから客にペンごと渡してサインをしてもらうルールになっています。

そこで私は、彼氏の職場に出向き、件の人にその手続きをしてもらうことにしました。
ペンの名前を確認すると彼氏の名前が入ってました。
その名前を見ながら、このペン使ってる人って珍しいですよね。○○さん(ペンにある彼氏の名前)文房具お好きなんですか?と聞くと知人から貰ったもので…と急に歯切れが悪くなってきました。

書類を書きながら、最後に私のサインをしようと全体を見つつ。
あれでもペンと名前が違いますよ?○○さんですよね。こちらにサインしてある担当者の名前は××さん(件の人の名前)になっていますけど…、これはどういうことですか?
と少し大きめに言うと、フロア全体が静かになりました。
流石にご自分の名前を間違えることはありませんよね?詐欺か何かですか?責任者を連れてきてください!と言っているうちに上司と思われる人がすっ飛んできました。
事情を説明すると、今度は彼氏に事情を聞いているようでした。
私はいい加減な対応に怒ったということで手続きは中止し、帰宅してきました。

ここからは彼氏に聞いた事なのですが、件の人は彼氏のペンを盗んだことを認めました。
理由は、持ってる持ち物のセンスが良くて真似しているうちに使っているペンが欲しかったとのことでした。
勿論ペンは帰ってきました。
信用第一の会社だったので、件の人は辞めさせられたそうです。

皆さんに比べてスーッと度が低いですね、まとめてみると。

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991: 1/2 2013/06/07 16:35:13 ID:0pdZ/dI9
微妙にグロ注意。小学生の頃の話。

おやつに茹でた栗を食べるのが大好きだった。いつもは祖母が皮付きのものを半分に切ってくれて、それをスプーンですくい出して食べていたんだけど、その日はいつもの量じゃ不満で、もっと食べようと思ってしまった。これが運の尽き。
家庭科で包丁の使い方を習ったからと、自分で栗を切ろうとした。もちろんあの堅い皮が簡単に切れる訳は無い。祖母に頼るのが嫌で、必死に体重をかけて踏ん張る私。

そうしたら勢い余って、栗と一緒に左手の薬指もザクっとやってしまった。小さい栗を押さえるのに変な押さえ方をしてたうえ、かなりの力がかかっていたため、指の腹の膨らんだ部分を切り落としかけていた。傷からは肉が見えそうになっていた。
出血は止まるわけがない。最初は感じなかった痛みも、時間が経つに連れて増して行く。

パニックを起こして泣き叫ぶ私。台所から駆けつけ、予想を超えた傷に慌てる祖母。家には二人だけ。どんどん広がる血。幸い、最高のタイミングで叔父が帰ってきて、惨状を見て慌てて病院に連れて行ってくれた。

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982: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/06 21:35:01 ID:jbQfY3GK
今でも良く覚えている20年近く昔の話。
風邪で夢見が悪く、思い出してしまったので吐き出させてくれ。スマソ
あとぐだぐだする。スマヌスマヌ

うちの両親は私が二歳の時に離婚。離婚理由は親父がDVでパチンカスサイマーのプータローだから。
母は親父が母名義で勝手に作った借金300万弱を抱えるなか、私と兄を育ててくれた肝っ玉母ちゃん。

最大の修羅場は両親離婚直後に人気のない駐車場で母がラジオ(今のDVDプレーヤーよりデカイ奴)で殴られた時。
当時、車で呼び出されて私と兄は後部座席で待機、両親が車の前で喧嘩というのは日常茶飯事だった。
割と頻繁に警察にもお世話になっていたが「夫婦の問題」と離婚後も取り合ってくれなかったらしい。
二歳だったのでここら辺は母から聞いての補完だけど。

でも、運転席と助手席の間から覗き見た、ラジオで母が殴られる瞬間は今でも夢に見るほど鮮明に覚えている。
いつもより激しい口論に、兄は「お母さんを助けにいこう」と言っていた。そして私は兄にじゃんけんを強要していた。
「(私)ちゃんにじゃんけんで勝つまでダメ」とか屁理屈捏ねた。両親をチラ見しまくる兄の目を盗んで後出ししてたんだから負ける訳ないんだが。
それでも兄が殴られに行くのは止められたし、幸いにも母は眼鏡が壊れたのと、こめかみにちょっと切り傷が出来ただけで済んだ。
怪我やら状況の悲惨さならもっと酷いのがいくつもあるが、
やはり幼心に「お母さんが殺される!でも助けに行ったら兄ちゃんも殺される!兄ちゃんが死んだらお母さんが悲しむから行かせちゃだめだ!」って母を見捨てる決断をしたのが修羅場。

最近ようやく母とくそ親父の縁が切れたので厄落としになーれ。

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922: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/04 16:27:38 ID:x9oYEpF+
俺が同棲していた彼女に振られた時の話。

付き合って5年目、携帯をこそこそいじる、不自然に実家に帰るなど様子がおかしかったので、ある晩問い詰めてみると、他に好きな人ができたので別れたいとの事。
すでに相手とは気持ちも確認しお泊まりもすませ、後は俺に言い出す機会を見ていただけらしい。
少なくとも2ヶ月は二股状態だったようだ。
話しあった結果、もう一緒のベッドで寝るわけにはいかないと、当面必要な荷物だけ持ちその場で彼女は新彼の家へ(一人暮らし)
最後は俺は冷たいという話と、新彼は貧乏だけど(俺と違って)心が優しいといことを彼女はやたら喋っていた。
二股の謝罪はなかった。
ようやく新彼のもとへ行けると心なしか嬉しそうに出ていった。
多少予感はあったとはいえ、長年一緒に過ごしてきた彼女の喪失、また束縛のひどかった彼女の方のまさかの裏切りに、俺は悲しみ失望し、泣いた。

とはいえここまではただ振られたというだけのよくある話。
本題はこれから。

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735: 1/3 2013/05/28 13:03:26 ID:cxXtgc2w
山で遭難して大捜索なんてニュースをみてカキコ。
私のではなく私の父が遭遇したプチ修羅場。
父は定年した後、市の歴史探索の会に入会している。
普段は、公民館で研究家の人から色々な郷土の歴史について学び、
年に数回、バスで遠方の有名なお寺や城跡へ日帰り研修旅行に行くのが活動内容。
ある秋の日、あるお寺と景勝地に研修旅行に行った。
バスを降りた場所から200メートル位小さな坂を上った場所に写真スポットがあるので、
そこでもう一度集まり集合写真を撮りましょう。とバスの中で全員に説明してからバスを降り、
それぞれゆっくり坂を上って行った。
全員集まったかなと思ったところでデジカメで写真を撮り、確認したところ何かおかしい。
写真の人数、実際にいる人数を数えたところ一人少ない。
Aさんがいなくなっていた。

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850: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/02 22:53:14 ID:vbG2X29a
仕事中に義父母から何度か着信があり、昼休みにかけなおしたら「○○(夫)が死んだから、帰って来てくれんか」

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829: sage 2013/06/01 00:49:44 ID:Q6O/T/2p
私が2歳の時の修羅場
家の縁側で祖母がアイロンがけをしており、
私は中の部屋で昼寝をしていたらしい
そこに宅配便のお兄さんがやってきて、夏の暑い日だったので、祖母は冷たい麦茶をふるまった
田舎だし、そのお兄さんもご近所さんだし、よくある話だったんだけど、
祖母が麦茶を出して世間話をしていたところ、
「ふんぎゃぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁあぁ!!!!」
と、100m先の畑で野良仕事をしていたおじさんも駆けつける様なものすごい悲鳴を私があげ、
けたたましく泣き出した
祖母もお兄さんもびっくりして急いで私を見たところ、なんとアイロン台の下に祖母が隠したつもりだったアイロンを
寝ていたはずの私がつかみ、自分の左手にアイロンをかけていた

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838: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/01 21:17:43 ID:i+jqxvwE
そうだ、昔は地域によっては堀炬燵で火を使っていたねぇ。
私がまだ幼い頃に田舎のお祖母ちゃんのうちに遊びに行って
なぜか堀炬燵の布団をかぶって寝てしまい、一酸化炭素中毒になって
意識不明で医者に運ばれたことがあった。
今考えてみれば私にとって(と言うか親にとって?)最大の修羅場だったかも。

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973: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/05 22:50:02 ID:ogtPaLML
うちの会社の従業員が、集金したお金持って失踪しました。
偽造した領収書で集金してたり、振り込みのお客から現金集金してたり、
出来心ではない感じ。

幼子抱えた嫁さんが不憫。

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