567 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/04/09(木) 04:17:04
嫁が雇った弁護士と父親を伴い俺の雇った弁護士事務所にて、
嫁から2人きりでちょっと話したいとの申し出があって別室に入り、

嫁「…この度はそちらで集めた証拠を快く使わせて下さいまして、、」
俺「…別に、ワザワザお礼なんか良いですよ」
嫁「…」
俺「…貴方の幸せを壊す事になって申し訳ない」
嫁「…私の場合は幸い結婚前でしたから、、むしろ良かったと」
俺「…そういって下さると助かります」
嫁「本当は、、、」
俺「何ですか?」
嫁「…いえ、いいです」
俺「…続きを聞かない方がいいですかね?」
嫁「ええ、本当に些細な事ですから、」
無理に笑っているような寂しい表情だった。

嫁の方が片付いた後、改めて電話でお礼を言われた際、
何を言うつもりだったのか気になっていたので再度会う事にした。

「自分の奥さんを繋ぎ止められなかった俺さんを罵倒するつもりでした」
と、告白され泣きながら謝られた。醜い感情をもった私を許してと。

大手コーヒーチェーン店の窓際の席で2人して15分程泣いてしまったのは、
ほろ苦い思い出、、、             ちょっぴり甘いけど。
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