優秀

 
479 :名無しさん@おーぷん 2016/03/29(火) 01:22:50 ID:NlS
うちの会社で昔「卵焼き杀殳人事件」と言うのが起きた
毎年新人の研修合宿で話される。同じ悲劇を繰り返さないために。

その男はとにかく優秀だった。 大抵のことは一度説明すれば出来たし少し頭がアレな社員ともうまく付き合えた。
どこのお客さんとも才柔めることなく確実に仕事をこなした。
やさしく温厚で誰とでも打ち解けて本当に良いヤツだった。

その男はとにかく卵焼きが大好きだった。
うちの会社の食堂では定食、麺類、カレー、丼とメインを選択後に副菜を一つ選ぶのだが
その男は毎日必ず卵焼きを食べていた。副菜に卵焼きがない日は午後からドンヨリするほどだった。
飲み会では必ず出汁巻き卵を頼み、途中で「卵焼きもう一個頼んで良いっすか?」と聞いてきた。
そして土曜日は食堂が営業してない為、弁当持参かパンを買うのだが彼はいつも普通のご飯とおかずの弁当箱ともう一つ小さめの卵焼きだけが詰まった弁当箱を持ってきていた。

そして事件の日、無能なくせにプライドだけ高いバ課長が食堂に来てクソくだらない話をしてきた。
適当に流していたところ、彼の弁当の卵焼きに気づき「おっ美味そうな卵焼きだな、一個もらうぞ」と言いながら素手で直接、卵焼きを一個つまんだ。
瞬間、彼はバ課長の腕を掴み「その汚い手を放しやがれこのクソ盗人野郎が!」と見たこともない修羅の形相で叫んだ。
バ課長も素直に卵焼きを離せばいいのに意地になって離さなかったために大騒ぎになった。
激しい罵り合いの末、バ課長の「たかが卵焼き一個に何をムキになってるんだ。頭おかしいんじゃないか?」のセリフに切れた彼は
「人の卵焼きを盗むのは、杀殳人よりも罪が重いだろうが!」と叫びながら、バ課長の腕をへし折った。

結果として、バ課長は始末書書いて減俸くらい、彼は会社を去った。
正直、バ課長クビにしろよと思ったが、残念ながらクソが残って有能なのが去った。
これが我が社に伝わる「卵焼きを盗むのは杀殳人よりも罪が重い事件」略して「卵焼き杀殳人事件」の全容である。

何が衝撃かって窓際に追いやられて毎年新人の巡回で「ああ、あれが卵焼き杀殳人事件の」と後ろ指刺されてるのにいまだに辞めないバ課長が衝撃。
続きを読む

 
479 :名無しさん@おーぷん 2016/03/29(火) 01:22:50 ID:NlS
うちの会社で昔「卵焼き殺人事件」と言うのが起きた
毎年新人の研修合宿で話される。同じ悲劇を繰り返さないために。

その男はとにかく優秀だった。 大抵のことは一度説明すれば出来たし少し頭がアレな社員ともうまく付き合えた。
どこのお客さんとも揉めることなく確実に仕事をこなした。
やさしく温厚で誰とでも打ち解けて本当に良いヤツだった。

その男はとにかく卵焼きが大好きだった。
うちの会社の食堂では定食、麺類、カレー、丼とメインを選択後に副菜を一つ選ぶのだが
その男は毎日必ず卵焼きを食べていた。副菜に卵焼きがない日は午後からドンヨリするほどだった。
飲み会では必ず出汁巻き卵を頼み、途中で「卵焼きもう一個頼んで良いっすか?」と聞いてきた。
そして土曜日は食堂が営業してない為、弁当持参かパンを買うのだが彼はいつも普通のご飯とおかずの弁当箱ともう一つ小さめの卵焼きだけが詰まった弁当箱を持ってきていた。

そして事件の日、無能なくせにプライドだけ高いバ課長が食堂に来てクソくだらない話をしてきた。
適当に流していたところ、彼の弁当の卵焼きに気づき「おっ美味そうな卵焼きだな、一個もらうぞ」と言いながら素手で直接、卵焼きを一個つまんだ。
瞬間、彼はバ課長の腕を掴み「その汚い手を放しやがれこのクソ盗人野郎が!」と見たこともない修羅の形相で叫んだ。
バ課長も素直に卵焼きを離せばいいのに意地になって離さなかったために大騒ぎになった。
激しい罵り合いの末、バ課長の「たかが卵焼き一個に何をムキになってるんだ。頭おかしいんじゃないか?」のセリフに切れた彼は
「人の卵焼きを盗むのは、殺人よりも罪が重いだろうが!」と叫びながら、バ課長の腕をへし折った。

結果として、バ課長は始末書書いて減俸くらい、彼は会社を去った。
正直、バ課長クビにしろよと思ったが、残念ながらクソが残って有能なのが去った。
これが我が社に伝わる「卵焼きを盗むのは殺人よりも罪が重い事件」略して「卵焼き殺人事件」の全容である。

何が衝撃かって窓際に追いやられて毎年新人の巡回で「ああ、あれが卵焼き殺人事件の」と後ろ指刺されてるのにいまだに辞めないバ課長が衝撃。
続きを読む

 
914 :名無しさん@おーぷん 2017/02/12(日) 02:50:09 ID:nsS
派遣関連のニュースを見てて思い出した
結構前の話になるけど、派遣切りじゃないが契約を切った社員に刺された事がある

そいつが手にしたのがたまたま俺の机に置いてあったカッターだったのと、
当時ジムに通ってて腹筋を鍛えてたのが幸いしたのか重症にはならなかったが傷跡は今でもある

今では酒の席のネタぐらいになら出来るが当時は流石に修羅場だったな
続きを読む

293: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/11/15(金) 10:43:29.18 ID:Kb8XTaqP
昨年職場が倒産した時が修羅場だった。
結婚式場勤務だったんだけど、イメージ通り女の職場という感じで、
ものすごい性格が悪いお局さんがいたんだ。
そのお局さんがターゲットにしていた事務パートさんがいたんだけれど、
そのパートさんが結構人脈を持っていて、パートさんがいる間は宴会の予約や
パートさんのお知り合いさんが式場予約してくれたりと助かってた。
でもお局はそれが気にいらなかったらしくてパートさんをいじめぬいて、
結局そのパートさん、昨年の夏前に辞めてしまった。
そしたら突然夏~秋の大型予約(金額の多い挙式披露宴)が相次いでキャンセル。
蓋を開けたら全部パートさんのお知り合いさんカップルだった。
しかもキャンセル料取れないギリギリのラインでキャンセルされてしまい、
資金繰りがうまく行かなくなって昨年末に倒産。
更にそのパートさん、優秀すぎたのか経理も総務も殆どまかされっぱなしで、
パートさんに仕事丸投げしていた総務のおばさんもパニック起こして逃亡。
挙式予約していたカップルに謝罪料支払ったり家まで出向いて頭下げたり、
本当に大変だった。
倒産後たまたまパートさんに行きあったら満面の笑みで
「元々倒産させるつもりで友達に協力してもらったんだ」って言われた。
予約金も全部パートさん持ちだったみたい。
たった一人のパートさんに職場潰される事があるなんて思わなかった。

続きを読む

このページのトップヘ