361 :名無しさん@おーぷん 2015/06/20(土) 22:45:08 ID:7vF
ヒマだったので思い出しながら書いてみた。
すごく長いです。

百年の恋も冷めた・・・って、まさにソレ。
結婚するギリギリのところで破談にした。

彼の実家は田舎だったから形式に拘るところがあって
結納は両家の契約のようなものだからキチンとしなさいみたいに言われて、
うちの親もまぁ嫁ぎ先が望むならそうした方が後々いいのではと受け入れた。
まさかあんなすごい結納になるとは思わなかったから。
結納当日、先方が依頼したお仲人さんと共に赤いベルベットが貼られた大きな葛籠が運びこまれ、
我が家の8畳の和室に赤い布が敷かれて、その上になんかキンキラキンの結納品が次々並べられ、
(それぞれ正式な名称があると思うがわからんw)
先方の指示通りに振袖来て、横に正座してたら写真をバシャバシャ撮られたw
うちの両親は、それぞれ意味は分かってたみたいだけど
こんな本格的というか格式ばった結納は初めてだったらしくて
緊張のあまり父親なんか右手と右足が同時に前にでて歩いてたわw

12月にそんな結納をして、結婚式は4月の予定だったんだけど
2月に一度彼女(私)を連れて田舎に帰って来なさいって言われたらしくて
早くも親戚一同に紹介されるんだろうかと軽くビビりながら言ったら
うちはお嫁さんになる人には、結婚前に料理の腕を見せて貰う事にしてると言われて
今晩はあなたに夕食を作ってもらいますって。
彼のお兄さんのお嫁さんも同じことをしてもらって合格したんだって。
私、その時花嫁修業として料理教室に通い始めたばかりだったから全然自信がなかったし、
どうしてもやれって言うならせめて翌日にしてほしい。
片道5時間かけて夕方到着して、これから作れっていくらなんでも酷いと思った。
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