盲目

 
390: 修羅場コレクション 2011/06/25(土) 18:55:52.89 ID:6n5c2mrH0
外ヅラのいい彼女から逃げ切った例をば。 

カノ子とは大学で知り合った。 
カノ子はむさくるしい理系に咲いた一輪の花のような趣で 
ロング黒髪色白ノーメイクという俺たちクソDTの理想を具現化したような女忄生だった。 

同じ学部でとってる授業も同じのが多くサークルも同じだった俺は 
じりじりと仲良くなることに成功し、1年の終わりごろカノ子と付き合うことができるようになった。 

ちなみにカノ子以外にも女子はちらほらいたんだが、たいていの女子にカノ子は嫌われてるというか敬遠されてるようだった。 
理由は 
「すぐ泣く」 
「天然すぎてついていけない」 
「なんかウザイ」 
という漠然としたものが多く、当時の俺は「ブスの嫉妬乙」としか思っていなかった。


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228 :1/3 2013/01/09(水) 20:22:51 ID:0Jsn6gwH
流れを読まずに。
スーッとはしない気がするが聞いてほしい。
…思い返すと自分の行動にイライラするけど。

仕事帰りの夕方。駅に向かう途中。
盲目らしい男性.が白い杖で点字ブロックを辿りながら勢いよく歩いていた。
俺は見えてないのに確りした足取りで凄いなとか思いながら眺めてた。
そして、少し行ったところの信号。この時は赤になったばかりだった。
この信号は音が鳴る仕様。点字ブロックも続いている。
そこで急に男性.の前に割り込んだ高校生らしい男子。当然、ぶつかる。
男性.が軽く謝罪し、男子もボソリと謝罪はしたようだった。
しかし、俺はイラっとした。急に出てきて点字ブロックを塞ぐなよって。
でも、男子の前を見てみると母親と小さな子供がいた。
母親と手を繋いでるとはいえ、子供は点字ブロックに乗ってしまっていた。
このまま男性.が進んでいたら子供に勢いよくぶつかってしまっていたと思う。
イラっとする行動だが、偶然にぶつかったのが男子でよかったと思った。
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