531: おさかなくわえた名無しさん 2013/05/07 18:03:21 ID:rAqPkTbG
小さい頃から、実家の近くの年下の男の子の母親にずっとロックオンされてた。
自分は見た目は全くアレだったが、成績が女の子で一番よかったのと、
祖母が厳しかったので素行もよく見えて、息子の嫁に!って妄想されてたらしい。

そこの息子は「勉強ができなくなるから」と塾以外の習い事(皆がやってた少年野球とか)は
一切させてもらえず、「悪い友達がいるから」と外にもろくに出して貰えないもやしっ子だった。
接点といえば集団登校の時だけ。人見知りがだったのか、口を利いてくれたことは
ほとんどない。それなのに私はなぜか嫁認定だった。

その子は母親のルート通り医学部に無事入って、卒業したら結婚させるわ!
家の敷地内に開業させるわね!実家も近いから安心よね!
と脳内お花畑が完全に花開いて、両親に「あの家の前通って帰らないほうがいい」と
心配されるほどになった。

ところがしばらくして息子のターンが来た。
授業が忙しいから、と大学の近くにアパートを借り、
サッカーサークルに入り、マネージャーの彼女が出来、ともやしっ子からリア充に。
アパートにおかずを届けに週4ペースで通っていた母親、
彼女を連れて帰宅したところにばったり。
キレて「あなたは私子ちゃんと結婚するんでしょ!」と怒鳴ったら、
当然逆ギレされて、「何でも母さんの言うとおりになると思うな!」と言われ、
初めて反抗された…とショックで馬鹿泣きしながら我が家に駆け込んできて、
「私子ちゃあああん、今すぐ結婚して!あんなわけのわからない女の子イヤ!」
と私の部屋に凸してきた。

そして、部屋の壁に、買ったばかりのリクルートスーツが吊るしてあるのを見て、
「私子ちゃんは結婚するんじゃなかったのおおおおおおお」とプッツン、
脱力して座り込んでさらに大泣き。
慌ててあと追ってきた母親と、私はどうしていいか分からず立ち尽くす。
旦那さんを呼んで引き取ってもらうまでが修羅場でした。

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